銭湯といえばやっぱりケロリン桶

日本人なら誰もが知っているあの黄色いケロリン桶は昭和38年頃から睦和商事が内外薬品に「風呂桶にケロリンの広告を出さないか」と持ちかけたことから始まる。
 ・当時は風呂を持つ一般家庭が少なく、銭湯や共同浴場が日本各地に多くあったこと。
 ・元々銭湯の桶は木桶であったが、木桶の不衛生について問題になり、プラスチック製に切り替わり始めたこと。
などの時代の波に乗り日本各地の銭湯にケロリン桶は爆発的に普及した
現在ではケロリン桶の販売は内外薬品自身が行っている。

当初は白色のみだったが、湯垢によりヨゴレが目立つため黄色に変更統一された。

内面に印刷された文字も印刷後に高温にすることでプラスチックに染み込んでいるため半永久的に消えないようになっている

一般的に関東版と、関西版(少し小さい)の2種類のサイズがある。
これは関西において、かけ湯を湯船から直接汲み取る習慣があるため、大きいと湯船の湯があっという間に無くなるなどの理由により小さい関西版が開発された。

そして特筆すべきは非常に丈夫であること。内外薬品の公式HPでも「永久桶」と言われるほどに丈夫なのである。(ニコニコ大百科より引用)